横浜 点滴殺人について
衝撃的な事件
元 医療者としてとても残念かつ迷惑な事件
こうゆう事件があれば当然、どの病院でも同じことが起きないように再発防止策が錬られる
点滴に異物が混入されたということで
一番簡単なところでいくと
点滴を鍵付きのボックスに保管
などになるのだろうか?
はっきりいってそんなもの医療者からすれば迷惑以外の何者でもない。
こうゆう事件が起きるたびに無駄な作業、管理体制が出来上がる
そしてそのしわ寄せはどこに来るか?
現場においてもっとも雑用業務が多い(言い過ぎ?笑)看護師である。
鍵付きのボックスなどに点滴を保管するようになれば当然点滴を行う看護師の業務は増える。点滴の本数を管理するなどとなっても同じである
そしてこのような対策にはキリがない
点滴に異物が混入されれば点滴を厳重管理する
しかし大事なのは本当に点滴を管理することだろうか?
本当に人を殺したければ
注射器ひとつあればできてしまう。
では対策は物品を管理することなのか?
本当に必要なのは別のところにあるのではないか
こうゆう事件が起き、その対策で無駄な業務が増え
ますます仕事が多く忙しくなり現場で働く医療者は心をすり減らしていく
そこからこのような事件が起きるのではないか
もっと医療者が働きやすい環境をつくることがまず必要ではないか
元 医療者としてどうしても医療者の業務立場からこの問題を考えてしまう